
戸隠は高野山、比叡山と並ぶ日本三大霊場の一つとして、全国に知られていました。この地では、そばは、「ハレ」の日の特別料理でした。 「戸隠奥院燈明役勤方覚帳(とがくしおくのいん とうみょうやくつとめかたおぼえちょう)」の宝永6年(1709)に、祭礼時に「蕎麦切」が振る舞われたという記載があります。また、修験の修行で五穀を断った修験者たちが、唯一携行した神聖な食料もそばといわれています。それがやがて、戸隠講の食膳にも出されるようになり、徐々に一般的なもてなしの料理となってきました。信州を代表する「戸隠蕎麦切」にはこうした「ハレの日の食」としての「おもてなし」の歴史があります。
戸隠そば祭り第40回の節目の年にあたり、新そばのおいしさをゆっくりと味わっていただけるよう、祭りの内容を組み替えました。古式ゆかしい装束を身につけ、奥社参道杉並木を戸隠神社奥社に向かって歩む新そば献納行列は、この祭りの象徴です。
今年は奥社入口の鳥居付近に特設会場を設けて新そばの振る舞いを行います。また、「戸隠蕎麦切三百年」を記念して、抽選で300人のお客様に「戸隠そば屋めぐり満願券(無料券)」のプレゼントも用意しております。
「おもてなし」の祭りとして、戸隠そば祭りをお楽しみください。
